2003年夏にアマチュア無線クラブの広報誌に載せた記事です。

2004年12月現在、TVニュースはハリウッドを巻き込んだ次期DVDの勢力争いを伝えています。
この手の記事は少し時が経つとまるで役に立たないものになります。
あの頃はこんなだったんだ? と一応何かの記録にはなるかも・・・

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                                             2003年夏

 一応映画ファンの私ではありますがめったに映画館に行く機会はありません。何故かというと「どーも一人では」。そこでおじさんと一緒に映画を見てくれるそれなりの(若い)女性、大募集!! おっといきなりあぶない場面から入ってしまいました。ま、現実にはそんな奇特な方もいませんので仕方なくすぐに見たい映画もおよそ1年待ってビデオショップへ・・・ということになるわけであります。ビデオショップにも、まだまだビデオテープにその数は負けてはいますが、DVD版が数多く並ぶようになりました。


 復習です。DVD;digital versatile disk。デジタル・ビデオ・ディスクとは言わないんですね。ヴァーサトゥルversatileは多目的と言う意味。日本語ではバーサタイルと表記されているようです。ビデオに限らず4.7GBもの膨大なデータを収録できる光ディスクの総称です。4.7GBってどんなに膨大かといってもピンときませんね。このNEWSの1号分がおよそ10MBあります。もちろん毎号挿入される画像の量によって大きなばらつきはあります。4700MB÷10MB≒470。1年におよそ4回発行されますので100年分くらいのこのNEWSを残しておくことができそうです。過去の遺物となりつつあるフロッピーでは1号分をおよそ10枚に分けて保存する必要がありますのでいかに容量が大きいしろものかが判ります。

 DVDはデータの入ったDVD-ROMや映画に代表されるDVD-Video、CDよりさらに高音質で録音できるDVD-Audio、書込みや書換えのできるDVD-RAM、DVD-R、DVD-RWなどに用途、メディア、記録方式で細分化されていきます。


        DVD-Video

 今回はDVD-Videoを見てみましょう。DVD-Video規格が制定される際、映画会社が約2時間分の映画を1枚のDVDに収められることを提唱しました。そこで映像はMPEG2という圧縮方式が採用され、デジタルビデオ(DV)カメラ程度の画質(解像度720×480ドット、ビットレート30f/s)で135分のカラー映像が記録できるように設定されました。ちなみにDVカメラの映像をパソコンに採り込む場合1秒当たり3.6MBの記憶容量が必要です。

 解像度720×480ドット(36万画素相当)というとデジカメでいうとそこそこのエコノミー画質。その程度でも動画として1秒間に30コマも見せられるとその情報量は飛躍的に増加するわけでアクションシーンでは手に汗握ることになるわけですね。。 

 市販のDVD映画を普通のTVで再生して見る限りDVD-Videoの画像はとんでもなく高画質というわけでもありません。が、D-A変換回路その他にそれなりの回路を採用したDVDプレーヤやプログレッシブスキャン方式を採用したTVで見る限り少なくともこれまでのレンタルVHSビデオ以上の品質の映像であることはこの年老いた目でも識別できることができます。また少なくともコピーガードの付いたレンタルビデオのガード信号を除去せずに見た場合のひどい映像やトラッキングずれで起る映像や音声のノイズからは開放されることでしょう。

 他にもこれまでのテープでは実現できない機能を備えています。まず音声が3〜5カ国語収録できること(マルチ言語)。台詞の言語を切替えられること(マルチ字幕)。通常のテレビとワイドテレビの画面の縦横比に対応すること。違った角度で撮影された映像も記録できること(マルチアングル)。マルチチャンネル(5.1chなど)の音声が楽しめること。それにコピー防止機能が付加されること。ま、最後の機能は作り手の都合ですが。したがって映画で英語の勉強をしたいなら台詞に英語を出しながら見る事もできますし、普通のテレビ映画のように楽しみたいなら下に字幕を出すこともなく吹替え版にする事もできます。

 家庭で映画を楽しむ場合、大画面TVにこしたことはありませんがそれなりのTVでも音声をアンプに接続してマルチチャンネル再生し、臨場感を増強することで映画館の迫力を実現することができるようになりました。DVDプレーヤは1万円を切る時代になり総合出力数百ワットの大出力マルチチャンネルアンプも数万円で購入できる時代になりました。プレーヤ、アンプ、スピーカもそれぞれピンからキリまでの価格で単独にあるいはホームシアターセットとしてシステムで販売されています。
a5.1chイメージ

     VHSからDVDへ

 さて今後DVDがVHSビデオにとって代るための「家電製品としてのDVD」を検証してみましょう。
 「再生」については前述の多くの機能が追加されていますのでテープの再生に比べ若干違和感はあるものの特に複雑ではなく必要充分な機能を持った家電製品になっています。再生専用のDVDプレーヤなら価格も安くVHSビデオと同様に最低限のステレオオーディオ(RCA)端子が準備されていますのでそのままTVさえあればDVD映画を楽しむことができます。

 5.1chの臨場感あふれる音場で映画を見たければアンプやスピーカが別途必要になり製品の選択肢は大きく拡がっていきます。ただ製品を購入する場合に気を付けるべき点は自分の再生したいメディアとそれが再生できるものであるか、ということです。例えば自分で作成した、あるいは友人の作成した例えば結婚式のDVDビデオをこれで見ようと思っても再生が対応していないということもあります。


▲DVDプレーヤ・アンプ・スピーカがセットになった中間価格帯のホームシアターセット。
      Smarttheater100LM オープン価格


        録 画

 「録画」については現時点では多くの選択肢と問題が残っています。DVD自体が純粋な家電製品として登場したものではなくパソコンの外部記憶装置のメディアとしても使用されていること、パソコンとの連係が設計の基本に垣間見られること、DVD自体が常に進展状態にある技術であることに起因します。そこには「編集」というこれまでVHSテープではできなかった新しい機能が付加されています。

 パソコンでもDVD映画が見れますしTVやDVカメラで撮影した映像を編集処理してDVDに出力できますのでPCと家電製品の境目が無くなってきています。このことはパソコンでの操作に近いことを家電製品の取扱いに求められますのでVHSデッキでは取扱い説明書なしでできた「録画」操作もDVDデッキではとうてい無理なことになってきている、と言うことができるでしょう。単純に家電としてのDVDレコーダーを購入しようとするとこれまでのVHSデッキにはない用語や感覚が求められます。

 パソコンが広く浸透してきていますのでパソコンを家電製品の一角と認識するならDVD録画、編集は特に問題なくVHSと入れ替えられます、と言うこともできます。
 個人レベルでDVDに録画することはビデオショップに並ぶ最新のDVD映画のようにマルチ字幕やマルチ音声、マルチチャンネルを実現できるものではありません。S-VHSやDVカメラのようにせめてステレオ録音ができる程度です。

 録画する対象はTV放送や家庭で撮ったDVカメラの映像に限定されることでしょう。パンフレットに溢れるDVDは高画質という文字と概念は頭から離すべきでTV映像が悪ければそれ以上のものが録画できるわけでもありませんし、DVカメラから通常の映像端子を経由して取り入れた映像は普通のビデオでダビングした程度の劣化した映像に過ぎません。

 もう少し違う部分を言いますとテープは連続したアナログ的なファイル。DVDのファイルはある一定の確保された場所と見なす事ができるデジタル的な要素を持っています。1回録画する度に一定の場所が確保され、2回目に前の部分と継いで録画するという技はできないということです。前に撮ったこの最後の部分は不要だから少し巻き戻してここから録画、ということができなくなります。これを販売側は利点として「大事な録画部分に誤って重ねて録画してしまうことがない」という謳い文句をつけています。当り前であって決して利点だけではありません。ひとまとめのファイルは一部不要でも重ね撮りして消すことはできません。一度録画したものはひとつのファイルごとに削除するかあるいは全体を初期化することになります。もちろんこれはDVD-RWというメディアを使用した場合で一度しか録画できないDVD-Rメディアでは全く実現できないことなので失敗したDVD-Rメディアがゴミ箱に溜まっていく、ということにもなりかねません。

 これを回避するために何度でも書込みのできるDVD-RW(或はDVD-RAM)と編集が可能なモード(VRモードといいます)が準備されているわけですが今度はこのモードで録画したものは他のDVDプレーヤでは再生できない、という不具合が残ります。

 この不具合をさらに改善するためにDVDレコーダーには一旦何でもかんでもHDDに撮りためて必要なものだけを編集してDVD-Rに書き込むものが市販されています。

▲HDD付DVDレコーダー
          DVR-77H オープン価格

こちらは機能的には断然有利となり価格もほぼ2倍程度に設定してあります。
 ここまでになるとおわかりのようにHDDがあってDVD-R/RWがあって編集可能というとパソコンですね。もちろんこのHDDレコーダーは内部に基本ソフト(OS)を持っていますのでキーボードのないパソコンそのものです。
 お茶の間、ちょっと古いか、リビングにあるHDD搭載DVDレコーダーでリモコンを使って忙しく編集作業をするよりかマウスもある、文字を自由に入れられるキーボードもある、専用の高度な編集機能を持つソフトもある書斎のパソコンでゆっくりやった方がどんなに効率的であることかが判ります。ましてやパソコンと劣化の少ない信号でやり取りできる端子(IEEE1394とかi.LINKと呼ばれています)を持つ製品はどこに置いて使うのかが判断しづらい状況になってきています。


       贅沢な提案

 さてVHSビデオとDVDレコーダーをすんなり置きかえられるか、という課題に対しての答えはとりあえず「再生はOK。録画はなんともいえない」です。VHSデッキをこれまでどのような使い方をしていたかにもよります。VHSビデオを家庭用DVカメラの編集後の出力先にしたりパソコンで編集したりしていた方はリビング以外にもそれなりの機器を設置しているはずですからリビングのテレビ台の下にDVDレコーダーを置きここで作業することはつらいはず。

 VHSビデオはほとんどレンタルビデオを見るためでちょっとTV番組を録画していた程度の方はDVDレコーダの安価なものと置換えて問題ないでしょう。こんな方にはHDDレコーダーは贅沢なしろものになります。

 さて贅沢な提案はこのような方のために・・・・レンタルビデオもDVDに変りつつある。是非とも5.1chドルビーデジタルサラウンドとやらで映画を楽しんでみたい。子供や孫を家庭用DVカメラでちょくちょく撮影しているので編集してみんなに見せてやりたい。どうせなら今はやりのDVDに残しておきたい。TV番組もいいものがあるのでコマーシャル部分なんかは切り捨てて残したい。でもパソコンは持っていない・・・・さてさてどのような製品をお勧めしましょうか。

@5.1chホームシアターセットをどーんとTV台の周りにセットする。もちろん再生専用です。キリの製品を見ると、ん10万円〜百ん10万円(もちろん大画面プラズマTVなんがが込みです)しますのでこちらが買える方はどーぞ。ピンの製品は5万円を切ってホームシアターセットが出ています。もちろんTVは今のまま。これで十分です。

ADVDレコーダー、HDDレコーダーを書斎に別に購入する。なに?書斎?そんなもんがうちにあるわけないだろというお父様方、いやいやTV台の下ではなく編集ができる机でいいのでありましてTV番組も録画できるようにTV以外にアンテナのケーブルだけはそこまで引いて欲しいのであります。価格は7〜12万円前後、もっと幅があるかもしれませんがこの程度でしょう。この中から自分の編集用途にあった製品を充分に検討して選びます。

 結論は2台購入!!。なんとも贅沢な提案でしょう。ここで気をつけなければいけないことはAでつくったDVDが@で見られること。せっかく作ったDVDが自分の家のリビングで見れないなんてバカバカしい話はないですからね。特にホームシアターセットは3万円前後のものも数多く出ていますが互換性のない機種の場合がありますので確認が必要です。ちなみにメーカーを超えて多くのDVDプレーヤーで再生が可能な録画方式はDVD-Rを使用して「Videoモード」という録画方式を採った場合になり、再生側機器はこれを再生できるかを確認しなければなりません。



     AV野郎の選択

 最近はAVもDVDに変ってます。あ、そんな意味じゃないんです。AV野郎ってオーディオとビジュアルのファンのこと。マニアともいいます。フェチともいうかも。いわないか。ま、どうでもいいけど前者のAVもそこのお父さんと一緒でとっても好き。

 AV野郎に「ケチな」がついて「ケチなAV野郎」、私のことです。田舎に帰省したりしてますので長距離をひとりで遊んでおかなくてはなりません。CDで音楽を聞く代りにカーナビのモニタでいっそ絵まで見れるようにと車載用のDVDプレーヤを取り付けました。彼女とロングドライブに出かけ、途中休憩時に映画を観るっていう使い方もできますが、そんなシチュエーションって存在する? ま、地上のファーストクラス・エルグランドのCMのように数人の仲間で広いアメリカ大陸を何時間も突っ走る、なんて場面では後部座席が走るシアターに変っても様になりますが・・・。
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 カーナビは初期の古〜いCD-ROMのもの。DVDナビにまで更新する財力はありませんのでプレーヤの追加で我慢します。目にとまったのはcarrozzeriaのSDV-P7という機種。[お手持ちのシステムにアドオンするだけのシングルタイプDVDプレーヤー。お手持ちのRCAビデオ入力つきTVシステムや、当社のIP-BUSメインユニット+モニターとの組合わせなど、多彩なカーDVDシステムへの展開が可能。]という謳い文句で決定。

それ以上に重要なことは[DVD-VIDEOはもちろん、VIDEO-CDやオーディオCDも再生可能なコンパチブルタイプ。DVD-R/-RW、CD-R/-RWの再生にも対応。自分で編集したオリジナルディスクをクルマでも楽しめます。]という仕様でした。当時低価格でこの機能を満足できるものはこの機種だけだったような気もします。「ケチなAV野郎」としてはこれを値切ってネット価格並で購入したことはいうまでもありません。


▲購入したカーDVDプレーヤーSDV-P7。ほとんどのメディアが再生可能になっています。


 しばらくは市販のミュージックDVDで我慢していましたが自分で作成したDVD-R/RWもOKということですので自ずとDVDレコーダーも欲しくなるのであります。歌番組を録ってオリジナルミュージックDVDを制作する。むらむらと欲望はつのりましてDVDレコーダーの購入へとつっ走るわけであります。

 使い勝手は絶対にHDDレコーダがいいはずだ、しかし、車以外に家でもDVD映画を楽しみたい。それならホームシアターセットも必要だ。でもホームシアターと兼用にしてHDDレコーダーをテレビの台の中に入れるわけにはいかない。編集するにはVHSデッキやDVデッキが一緒にあるパソコンのそばだ。機器が別々に必要だ。でも金はない。いろんな思案が頭の中をめぐりまして決定したのが低価格のホームシアターセットと低価格のDVDレコーダーを購入することでした。

展示品処分価格をねらい、ネット価格は、他の店はもっと安かったよなんて少しごまかし、値切りながらホームシアターセットとDVDレコーダーをゲットしました。ほんとは他の店の安い価格の製品は機能的にすべてのメディアを再生できない他社の機種だったんですけど。店員もぬけてない。展示品価格以下にはできませんが展示品でなく新品をこの価格でいいですよ、だって。うそだろー。おいおい展示品価格って新品じゃないから安いんじゃないの?。


▲購入したDVDレコーダー。最新機能が若干欠けますが処分価格で手に入りました。
          DVR-3000オープン価格

 値切らなくてもこれら2セットはほぼハイエンドHDDレコーダー1台分の価格になります。さてここで重要だったのが自分で作ったDVDを他の機器、車とホームシアターで再生可能かということです。そこですべてメーカーはパイオニアに統一。すべての機器が[DVD-VIDEOはもちろん、VIDEO-CDやオーディオCDも再生可能なコンパチブルタイプ。DVD-R/-RW、CD-R/-RWの再生にも対応。]を謳い文句にしていましたので安心して購入に踏みきれました。


▲購入したDVDプレーヤ・アンプ・スピーカがセットになった低価格帯のホームシアターセット。総合出力450Wの5.1chサラウンド音響が楽しめます。        HTZ-303DVオープン価格。

 パイオニアの場合再生可能な自社・他社の機器も表示していましたし、パソコン周辺機器としてのDVDの実績もあり、車ではcarrozzeriaの優良ブランドで出していますので総合的に安心できるものでした。前述しましたように多くのDVDプレーヤーで再生が可能な録画方式はDVD-Rを使用して「Videoモード」という録画方式を採った場合になります。しかしながら運が悪ければ相性が合わないことも全くないわけでもないので失敗しないために機器選定のための充分な下調べは必要だと思います。

▲自作のDVDビデオも見れるインダッシュタイプモニタもセットされたカーナビAVIC-PRV150。定価198,000円。音声入力端子のあるレシーバーアンプがあればステレオでDVDが楽しめます。

▲新製品のDVDメインユニットDVH-P007。定価73,500円。チューナー、50W×4chステレオアンプを内蔵していますのでこれ1台で用が足せそうです。だだし5.1chサラウンドを楽しむには別の装置が必要。最近のラジオレス仕様の車にはもってこいのメインユニットかも知れません。MP3形式で録音したCDなどほとんどのメディアが再生可能になっています。



    試聴

 さてさてケチなAV野郎の選んだ製品の使用レポートです。
 はっきり言って編集するにはやっぱりHDDレコーダーがいい!。低価格帯のホームシアターセットの迫力はそれなりだ!ですね。

 まずは録画部門のDVDレコーダー。録画だけなら全く問題ありません。何でもかんでも撮ってから編集後に1回だけDVD-Rに記録する、という技はDVDレコーダーだけでは実現できません。私の場合、受注生産超高級DVデッキやパソコンに編集環境があり(なにげに自慢なんかしたりしてー)劣化の少ないデジタル信号(i.LINK)でやりとりできたので何とかできましたが他の編集機器がなければどうすることもできません。

 次に再生部門のホームシアター。安物はやっぱり安物だ。これまでTVの音声だけで映画を楽しんでいた方にとってはそれはものすごいド迫力のシャワーのはず。聞こえなかった音が聞え(マジです)、近所迷惑がなければお腹の底に響く大音響を楽しめるはずです。

 サブウーハーからは足元が冷やりとする風(聞えない音)が出てきます。ところがこれまで少なくともそれなりの安くないアンプと高級スピーカで2chステレオで楽しんでいた私にとっては迫力の増加は少しだけ。ぶったまげる程ではありませんでした。あ、でもね、高級といってもどっちも拾物と貰いもので無料。ケチなAV野郎はジャンク野郎であったことも思い出して。今買うとすればとても手を出せないしろものというだけのものでして。

▲それなりの安くないスピーカ(貰いものですが) と 高級?2chステレオセットでの音響の迫力はすごい別のウーハなんて不要



▲総合出力450w 5.1chドルビーデシタル音響 ! でもスピーカが・・・

 とくに重低音は巨大で重い箱と30cmウーハーを持った前述の無料で高級なスピーカに確実に負けています。サラウンド効果もステレオで充分って言ってしまったらそれまでですがそれなりです。原因はスピーカにもあると思います。6個合わせて総合出力450W!と聞くと「すごい」という感じもしますがこれは単なる定格耐入力の値。周波数特性、ダイナミックレンジの違いは従来の高級スピーカの足元にも及びません。

例えば出力音圧レベル。A:93dBとB:90dBの2種類のスピーカーがあるとします。ある同じ距離で聞いた音量は100W入力したBの音量と50W入力したAの音量はまったく同じになります。送信機出力とアンテナのゲインと同じ関係ですね。ほらほらまるで無線に関係ないような記事だと思っていたでしょう。いつでもちょっとだけはあるんですよ。

 「5.1ch、何百ワットの大迫力」の謳い文句にだけは惑わされないようにしましょう。マルチアンプ自体の特性はたぶん人間の耳を超えたところにあると思われますので低価格帯のセットはできればより高い中間価格帯のスピーカに置換えることである程度改善されると思います。耳の特性が良すぎる方ははじめから中間価格帯以上のセットを選んだ方が良いかもしれません。


 ここでDVDプレーヤの選択肢として5.1chのアナログ音声が出力できる機種がラインナップします。2chの高級アンプやスピーカが既に手元にある方は高価なAVアンプを買わなくてもこれらを活用する道を選ぶことも可能になります。
 




     将 来 像

 今はやりつつあるDVDですがいつまで現規格が最新であるかを予測することはできません。最新機器を奮発して揃えたらもう時代遅れ、という危険性を秘めています。パソコンと同じで買った時点で諦め、の心構えが必要でしょう。レコード盤・テープ・磁気ディスク・光ディスク、アナログからデジタルへと音声、映像を記録するメディアは進歩し、将来的には静止メモリに置き代ると予想されます。

既にGBオーダーの静止メモリが登場しました。0.5MBクラスの静止メモリも驚くほど安価になってきています。DV画質で30分弱撮影するなら現在の技術で静止メモリビデオカメラが今すぐ登場してもおかしくはありません。あとはさらに価格を下げる新しい技術でのメモリが登場してくるだけの時間の問題です。そのときAV家電製品やパソコンは大きく様変わりするに違いありません。静止メモリで家電製品としての録画装置から瞬時にパソコンへデータの移動ができるようになります。パソコンは動く部分がなくなり故障の頻度が飛躍的に低下することでしょう。さらにCCDなどの撮像素子の進歩と合わせてビデオカメラは光学的なズーム無しでデジタルズームだけでもデジカメほどの高画質撮影が可能になりこれまた動く部分が要らなくなります。2009年頃にこの記事を思い出して下さいね。ちょうど大分でデジタル地上波放送が開始される頃になるでしょうか。

 DVDホームシアターの場合ならプレーヤとアンプが一体型のセットではなく個別の機器で揃えておくとプレーヤ部分が進歩してもそこだけ入れ替えればいいことになるかも知れません。


▲AVマルチチャンネルアンプ最高峰モデル
            定価460,000円 
 もちろん普及価格帯のもので充分

30年経った昔の高級アンプはアナログであろうが今でもその性能は高級です。現在の高級AVアンプを1台くらい揃えても将来的に価値は変化しないでしょうから損はしないはずです。アンプやスピーカなど人間の耳と直接関る部分はいつの時代もアナログであり、個人差もあり、既に完成された技術でもありますから。
 2010年。レンタルDVDがレンタルメモリになるかどうかは不明で、DVDは現在のフロッピーのように他人に安価に、無料で配布できるメディアとして存在することでしょう。

 映画もネットや放送局などの配信・放送網でのこれまでの一方的な放送ではなくビデオショップに行く必要もなくいつでも好きな時に好きな映画が見れる「ビデオオンデマンド」が世の中に浸透しているかも知れません。その年は我家に光ケーブルが引かれる年であると予測しておきましょう。山小屋に光のひとすじが見えたとき街はもう既に縦横無尽に張り巡らされたケーブルの光で夜も寝られないくらいに眩しく光り輝いていることでしょう。

 いかがですか?車のDVDプレーヤーを最初に決定したことから、昔からのオーディオ製品の中堅メーカーであることから、パイオニアの製品を中心に紹介してきましたが他のメーカーでも一連の互換性のあるDVD製品を取り揃えていることでしょう。

 初めてレンタルビデオの音声をステレオセットに接続して聞いた時。地面が揺れるシーンで家の壁が揺れたものだから地震と勘違いしたことを思い出します。テレビをいつも小さな音で聞いている貴方、そんなテレビからの音でしかレンタルビデオを見たことの貴女!ほんとにこれまで聞えていなかったテレビからの音が聞えてきます。テレビからの音か現実の音かを区別できない瞬間を体験することができます。未だ5.1ch大迫力音場を体験していない貴方!是非ともお勧めします。

*注 低価格、普及価格、中間価格、高級、ハイエンドはあくまでラインナップの中での比較です。



      余分なページの余分な部分

 静止メモリが出てきたついでにこんなことも。こんな経験ありませんか?テレビを見ていたらいきなりプレゼントのコーナー。欲しいなと思っても宛先や書く必要のある項目を急にはメモできない。近くにメモできる紙や筆記具がない、少し目を離したすきに画面はもう次に・・・くやしー。テなこと。当るとは思わないが出しておかない手はない。こんな時「リモコンで一発ボタンを押せば押した前後の場面が録画できる」というテレビ、あったらいいなd、と思いません?操作した時点の過去も記録できる、ってタイムマシンみたいでいいですよね。「プレゼントのお知らせはこの番組の最後に」だとビデオの電源を入れる余裕がありますが瞬間的に今すぐにということはビデオを常にスタンバイさせている人以外は無理ですよね。しかも少し前から録画、ということは不可能です。

 以前TV画面の静止画をメモリできるTVが確か東芝から発売されていたと思います。何年か経った今、これは動画でしかもボタンを押した前後の部分が録画できるTVを実現させるもの、に進歩しました。最近テレビ買ってないので見かけませんがどこか出してますかね?少し前に某電器量販店でアイデア募集がありましたので一応出しておきましたがどうでしょうか?動く部分のない静止メモリが安価になったからなせる技。過去が録画できる、というのは常にエンドレスで書込み、上書き(消去)をメモリに繰返させているから。「一発ボタン」は書込みを停止させるトリガの役目を持っています。

 一応これまでのお話しに登場した静止メモリというのはデジカメに代表されるSDメモリ、コンパクトフラッシュ、メモリスティックなどの不揮発性メモリでいつでも外に取出せて持ち歩きできるもの。テレビの電源が入っている間だけ動作し、外に持ち出さなければパソコンのメモリに使われている揮発性のメモリでもっと安価に実現できるんですが、いかがでしょうか?要りません?あ、そう。カラオケ好きのお姉さん、すきな歌やってたらすぐに録画して何度でも練習するってことも、どこかの観光地→おいおい今のニュースに俺達出てたぞ、って場面もとっておけんだぞー。お母さん、料理のレシピ言ってたらメモ不要ですぐに録画できるんですよ。お父さん、きれいなお姉さんが出てきたらボタンひとつで何回でも見れるんですよー。それでも要らない?あ、そう。


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