携帯AV・着うた編             2009年10月   


着うたはAVか?

この質問の答え・・・・音楽だからやっぱりAudio→AVに間違いはないようですね。

最近、気象庁の緊急地震速報を携帯で配信してもらえるということを知り、基本料金980円だけのために買っておいたFOMA F905iをF904iに替えて使うことにしました。905i以降の機種しかこれに対応していない為です。

基本性能はF904iと何ら変らないのでもったいないのですが仕方ありません。F904iが今度は予備機になりました。

▲F904i(左)とF905i(右) 写真では色が違うので違うように見えますが実際は外観、大きさはほぼ同じです。

NTT・FOMA F904i でミュージックプレーヤに挑戦したのは2007年9月のこと。2008年4月にはビデオプレーヤに挑戦し大成功に終わっています。2GBのSDカードは音楽アルバム10組とおよそ1時間の自作ミュージックビデオ7本くらいで満杯になっています。

いまどき2GBはちょっと苦しく、microSDの認識容量はもう少し大きくしてもらいたいところです。


さてここからが本題なのですが、連休は続いても遊びに行く余裕無し。「貧乏、暇だけ」・・・・の状態ですので、またもやお金のかからないことで暇を潰すことにしました。



着うたに挑戦!

1960年代中頃から1980年辺りを中学生〜20代で過ごした中年のおじさんにとってやっぱり7、80年代のJ-POP、歌謡曲は懐かしいものがありますね。
そんな中、CS放送で当時の映像が流れ、最近、地上波放送に本人が登場された「昔のアイドル歌手」がいました。当時はそんな歌手もいたかな?程度で歌自体はそんなに聞いた歌手でもなくてそれほど気にもしてなかった方なのですが、50になられてもまだまだ美貌を保っておられるのを見て「にわかファン」になってしまいました。

そこでどーいうわけか彼女の曲を「着うた」にしようとミーハーおっさんが奮起したわけであります。
Wikipedia辺りで着うたについて調べてみますと「自作着うたの作成や自身の端末への登録は著作物の個人的利用に該当するために合法である」と表記されていましたので安心して取り組んでよいようです。

海外と違い、日本では「着うた自作」については携帯会社が規制しているのでPC連携ソフトを使用して簡単に作成することは不可能なようで、ある程度の手順が必要なようです。



着もと v5.0.0.1 (着モーション作成ツール)

着うたを作成してくれるフリーソフトです。
最終的に着うたに変換するにはこの着もとだけでは無理で様々なソフトを利用して変換可能なファイルを作成していきます。
映像編集をやっていると自然とソフトウェアは揃うのですがまったくやったことのない方には少し敷居は高くなりますが、作成方法や必要なソフトウェアが親切に示してありますので初心者でも無理ではない作業かと思います。

こちらにURLを載せておきますので興味のある方はどうぞ(リンクはしていませんのでコピー&ペーストで利用してください)

*着もと v5.0.0.1 (着モーション作成ツール)  http://www.chitora.jp/tyaku.html
*着もとの使い方  http://www.chitora.jp/tyaku_help1.html
*Microsoft Visual C++ 2008 SP1(起動できなかった場合にインストール)
    http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=a5c84275-3b97-4ab7-a40d-3802b2af5fc2



作成する方法は上記URLのサイトやほかの解説サイトにお任せすることにしていつものごとく私の場合の「ほとんど余分なお話」を紹介しておきます。

●Introduction

着うたは音声のみと映像+音声が可能なようですが携帯に取り込むには着うたのファイルは最終的にメールの添付ファイルになりますので「パケット通信料」が課金されます。映像だと数千円になる可能性もありますので音声のみにして高くても数百円で済むようにします。
もちろんこれは「パケほーだい」などの契約をしていない方のための料金であり、「いくらでも使える」という贅沢な?契約をされている方のための解説ではありません。

そこで着うたは音楽のみにします。



●STEP1 曲または音声・音の取り込み

▲1970年代後期のβデッキ ▲カセットテープデッキ・VHSデッキ・DVデッキ ▲オープンリールテープデッキ

自作着うたは何も曲に限ったものではなく有料・無料でダウンロードできない自分独自の「音」ファイルも対象になります。

上の写真、右2枚はこのサイトのほかのページでも使っている写真ですが、左の1枚は新しく見つかった古いやつです。東芝から民生用のβデッキが発売されてからすぐ購入したものです。
テレビが押しつぶされるのではないか (^−^) というほどの重量、昔のカセットレコーダーの機械式ボタンのストロークの3倍はあるような機械式押しボタン、チャンネルはTVと同じロータリー式、もちろん無線のリモコンなんて夢の世界、テープは上から出入れする方式でこのデッキの上には何も置けない、というとてつもないシロモノでした。

超高級品(価格だけは)でしたのでカバーがかかっていたのは残念。カタログ等もこれだけは全く残していなかったことが悔やまれます。
この頃のビデオデッキは、もちろん高価なビデオカメラは存在していましたが、ポータブルタイプの家庭用ビデオもありませんし、もっぱらTV録画が主な用途だったような記憶があります。どちらかといえば8ミリ(フィルム式)がまだ健在な頃でしたから。

テープに残された古い映像や音や音楽は本人にとっては貴重な想い出の品になります。再生できる機器が動かなくなる前にPCに取り込んでおいたほうがいいかもしれません。

メーカー製のある程度のマルチメディアPCならはじめから映像や音声の取り込み端子、編集ソフトが付いているかも知れませんし、最近はUSB経由で比較的簡単に取り入れることのできる安価な機器が出回っていますのでそんなに難しいことではなくなりました。上の写真の右端は1970年代にFM放送をエアチェックしたオープンリールテープからノートPCに取り込んでいる様子です。

レコードを音源にしたい場合、最近はイコライザを内蔵して最近のアンプで使えるものやUSBで直接PCに取り込めるレコードプレーヤも発売されていますのでレコードの再生に関してはしばらくは心配しなくてよさそうです。それでもレコードの溝が擦りきれないうちにデジタル化しておいたほうがいいかも知れません。

 
●フォノイコライザアンプを搭載したプレーヤの例
Sony StyleのHPにリンクします
   IO・DATAのビデオキャプチャツール GV-USB
ioPLAZAにリンクします




STEP2 WAVEファイルの作成

レコード・CD・カセット・DV・VHS、βテープ、DVD・静止メモリーetc. からとりあえず好きな曲や音をPCに取り入れます。もちろん対象はコピーまたは移動可能なものであって「自分で楽しむ」以外の目的には使用できません。

PCでは取り入れた曲(曲以外も含めて以下曲と表現します)は「.wav」という拡張子を持つWAVEファイルで保存します。

ここで特別なソフトを使用せずにWindows標準添付のツールだけでCDからWAVEファイルを作成する一例を示しておきます。

1.Windows media playerを使用してCDから曲を取り込みます。このとき取り込まれた曲は「.wma」という拡張子を持ったファイルです。
2..アクセサリにあるサウンドレコーダーとボリュームコントロールを起動します。
3.ボリュームコントロールのオプション→プロパティから「録音」を選び、録音の対象を選択します。「再生」側の音量も関係しますのでこちらも調整が必要です。
4.先ほど取り込んだ曲を再生しながらサウンドレコーダーで録音します。録音可能時間は60秒ですが着うたで使うには十分です。
5.録音したファイルは音質等を選択して保存します。拡張子は目的の「.wav」になります。

この手順は拡張子が変換されることを説明するために採った手順ですが、もちろんCDを再生しながら直接サウンドレコーダーで録音すれば上の手順を短縮して目的のファイルを得ることができます。


▲左がWindows media player。 右側画面の下、左がサウンドレコーダー、下、右がボリュームコントロールです。
何事も1回ではうまくいきませんので音量を調節したり録音するタイミングを変えたり、お気に入りのファイルができるまでは試行錯誤が必要です。

携帯のメールの着信音に着うたを使用するとします。私の場合これまでは着信音を鳴らす時間をだいたい10秒にしていましたが「着うた」にするなら20秒くらいは聞きたいかな?っていう感じですのでサウンドレコーダーの録音時間60秒は十分かと思います。

ちなみに1分程度の着うたを添付ファイルで携帯に送ると、特別な契約なしでおよそ7〜800円ほどかかってしまいます。そこで20秒間再生するならちょうど20秒くらいの曲にしておけばパケット代金も節約できますので、「さび」の部分や好きな部分だけをうまくWAVファイルにするにはやはり編集という操作が必要になります。

私の場合、古い映像編集ソフトなんですがUleadの Media Studio Pro 6.0の音声編集ツールや映像編集ソフトEDIUSのオーディオ部分を使っています。必要な部分だけの選択やフェードイン・アウトも自由なのでお気に入りの曲に仕上げるのも簡単です。


▲Media Studio Pro 6.0のAudio Editor編集画面



STEP3 「着もと」の「インストール」

インストールに必要なソフトがこのサイトに詳しく記載されていますのでその通りにします。
*着もと v5.0.0.1 (着モーション作成ツール)  http://www.chitora.jp/tyaku.html

注意が必要な要点を列記しておきます。
●ダウンロードした「着もと」のファイルの解凍には「Lhaz」が必要です。まずこちらをサイトからダウンロードしてインストールします。これまで気軽に使っていた「解凍レンジ」では解凍不能でした。
●デスクトップにあるLhazにドラッグすることで「着もと」ファイルを解凍しますが、その時に解凍先が指定できますので予め自分で判りやすい名前のフォルダを作成しておくと便利です。
●解凍されたフォルダの中にきれいな女性の顔のアイコンがあります。これが「Tyakumoto.exe」でダブルクリックで起動します。
このファイルはどこに置いてもよさそうですので解凍先フォルダをCドライブかプログラムファイルのなかのどこかに置き、「Tyakumoto.exe」をデスクトップに「送る」操作をしてこれで起動させるようにしておいたらよいと思います。
PCによっては起動しない場合があるようですので「vcredist_x86.exe」 Microsoft Visual C++2008 Redistributable Setup というVisual C++を動かすためのランタイムはインストールしておいたほうがいいかも知れません。私の試したPCでは1/3の確率で不要でした。



STEP4 「着もと」を使用する

▼起動画面です

前述したように起動できない場合はMicrosoft Visual C++2008 Redistributable Setupをインストールします。
3台のPCで試して2台はこれが必要でした。

写真は既に一連の操作をして目的のファイルができあがった状態を示しています。
青い帯
で示したファイルが元のWAVEファイル。これを選択して女性の顔をクリックすればすぐに目的のファイルが出来上がります。
白い帯の部分が作成された「.3gp」ファイルです。曲の1番だけのおよそ60秒のファイルです。およそ420KBの大きさです。
試しに灰色の帯の映像を含む「.wmv」ファイルから水色の帯の「.3gp」ファイルを作成してみましたがおよそ3,2MBの大きさになりました。

上の図、右端のアイコンをクリックすれば携帯にメールを送信することができます。発信元はOutlook Expressに登録してあるメールアドレスが使われたようです。
たぶんデフォルトでそう設定してあるのでしょう。使用方法は十分に読まないでやったので詳細は「使い方」に書いてあるものと思います。

   
 ▲受信した添付ファイル付きのメールです  ▲再生してみます。結構いい音です



ちなみにDocomoのwebサイトでパケット料金を調べてみますと添付ファイル500kバイト→881円、2MB→3,592円 と、なっていますので、420KBを受信すると7〜800円はかかるようです。映像ファイルはとても送る気のしない料金です。

着うた設定は携帯側でやりますが添付ファイルを「着うた」ファイルとしてうまく認識してくれたようです。
「着もと」で作ったファイルにより携帯に不具合が出る可能性もあるようですので、そこら辺は自分の責任でやりましょう。

メールの着信音に「着うた」を設定しました。メールが着信するたびに彼女の声が聞けるようになりました。さてさて、この本文に多くのヒントは載っていますが「彼女」って誰だか分かりますか?



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